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変形性股関節症

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生まれつき股関節に傷害を抱えておられる方の股関節です。

エコーにて股関節を観察してみました所、やはりコブの様に股関節に変形がありました。

正常な側は綺麗なくびれのある股関節ですが、患側はコブの様に変形しております。

骨に異常が有るので根本的な解決には手術が有効かと思いますが、

まだお若い方なので、手術はいずれとして、それまで頑張りたいとのご相談を頂きました。

【 治療 】

痛みに関しては、痛みの分布を調べてトリガーポイント治療を施術します。

殆どの方は変形のある側の股関節の筋肉が低下しております。

運動療法が重要となり、当院ではチューブトレーニングを取り入れております。

テクトロンという治療機器にトレーニングモードがありますので、それを施しながらトレーニングをしたり、

グローブ治療を併用し筋肉の反応をよくするトレーニングをしております。

しかしながら、変形性の痛みはとても時間がかかる場合が多いですが、しっかしトレーニングをしますと、

一年後の痛みが違います。

この様なお悩みがありましたらご相談くださいませ。

ランニング障害について

こんにちは、飛田給鍼灸整骨院 院長の叶内です。

興味深い資料を発見したのでお知らせします。

骨・関節のランニング障害に対しての提言
ランニングのおける怪我の頻度を距離から観察した資料です。

以下資料から一部抜粋

ランニング障害は走行距離が長くなるほど高率になる。

一般的に、障害を予防するためには平均の一日走行距離を
中学生で5 ~ 10 km(月間200 km),
高校生は15 km(月間400 km),
大学・実業団で30 km(月間700 km)にとどめることが望ましい。

なお中高年ランナーでは、加齢による運動器の退行性変性が存在し、
 腰痛・膝痛 が出現しやすいので,メディカルチェックを受けると共に、
月間走行距離を 200 km 以内 に止めることが望ましい。

とても素晴らしい資料なのです、1点気になる所が

中高年女性ランナー 44 名を対象に同様の調査を行った結果では,
疼痛は膝痛 23 名(60.5 %),腰痛 13 名(34.2 %)と出現頻度が高い。
膝痛,腰痛の出現頻度は50 ~ 60 歳代で
月間走行距離が150 km 未満の群が150 km 以上の群よりも明らかに高く,
退行性変性そのものが影響していることが考えられる。

150キロ未満の方の方が発症率が高いということは
150キロ以上走れる方の機能はまだ退行変性が少ないから?
私はそのように考えました。
また、当院で最も多いシンスプリントについては記載が有りませでした。

ランナーの皆さん、月間の距離は測っていますか?
男性では月間200キロ、女性では月間150キロに抑えるのが望ましい。
これでも結構な距離だと思います。

故障をしてしまっては楽しめません。
柔らかい路面にて5キロから、ゆっくりと会話の出来るペースで、
痛みを感じなければ1キロ増して・・・の繰り返しをアドバイスします。

LSDトレーニングという方法があります。
ロング・スロー・ディスタンス 
遅いペースで、長い距離を、会話の出来るペースが望ましいと言われております。

治療がメインの勉強をしてきたのでスポーツのトレーニングについては
専門家のが沢山いらっしゃいます。

飛田給鍼灸整骨院では、治療という観点からのトレーニングを
一緒に考えてご提案出来ればと思います。
特殊な電気治療など治療機器を応用した筋力強化などをご提案します。

多摩川や調布、府中の武蔵野の森公園からも近い当院はランニングを楽しんでいる方も多く
上記の様な症状でお悩みでしたら、ぜひ一度ご来院下さい。

つくし?昨日多摩川で撮りました。ランニングやBBQの方が沢山居ました。
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