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第五中足骨骨折

282037澤田さんXP

むかしは下駄骨折と言われておりました。

今回は患者さんのご協力の元、レントゲン写真とエコーの見え方について検証しました。

レントゲンは全体像を捉えるので見やすいのですが、簡易的ではありません。

一方エコーは直ぐに撮影ができますが、一部分しか見えないので時間がかかります。

その代わり色々な方向から検証しリアルタイムで診察出来ます。

我々、柔道整復師はレントゲンが扱えないのでエコーにて診察しております。

今回の検証ではエコーでも十分骨折を捉える事が可能であるという事が解りました。

飛田給鍼灸整骨院ではエコーを使用し、ケガの程度を判断します。

骨折が疑われる場合は提携しております整形外科に紹介をさせて頂き、その後の治療は整形外科と平行して早期治癒を目指しております。

【治療】
低出力超音波治療をします。

超音波骨折治療法は、低出力超音波パルス(LIPUS)という弱い超音波を利用しています。
LIPUSは、これまで医療で使われてきた超音波とはまったく異なります。大きな特徴は、非常に微弱な超音波を、患部に断続的にあてることです。具体的には、1万分の2秒あてて1万分の8秒休止するというサイクルです。
連続的にではなく、断続的に細胞を刺激することで、骨の癒合が促進されると考えられています。

これは治りににくい骨折程効果があります。

当院にもLIPUSを常備しておりますので、できるだけ毎日通院して頂いております。

20分程なのでそれほど面倒では無いとおもいます。

日頃のケアから骨折まで飛田給鍼灸整骨院にご相談下さいませ。

トリガーポイント治療

こんにちは。

先日発売された雑誌Tarzanでも紹介されておりました、【トリガーポイント治療】についてご紹介したいと思います。

飛田給鍼灸整骨院では、治療の選択肢としてトリガーポイント治療を取り入れております。

診察により筋膜性疼痛症候群(MPS)と判断された場合、トリガーポイント治療をお勧めしております。
MPSはこちらのページを参照して下さい。
http://www.jmps.jp

トリガーポイントができると次の様な痛みが出現します。

肩甲挙筋という肩の筋肉を例に挙げますと、この様な痛みがでます。
肩甲挙筋TP

痛みの出ている場所と、原因となる場所が離れているのが分かります。

腰を例に挙げますと

image61

この様に、臀部に痛みがありますが・・・
この場合、痛みのある臀部を治療するのではなく、腰にある腰方形筋という筋肉を治療しなければなりません。

ほぼすべての筋肉にこの様な分布があり、症状と照らし合わせながら原因の筋肉を探し、トリガーポイントがあるのか調べ治療します。

【治療方法】

一番は鍼治療がお勧めです。

目的の筋肉まで鍼を侵入させていくと、痛みのある部分にズーンというヒビク感覚があります。
ヒビキが苦手な方もおられますが、心地良い痛みに感じると思います。

鍼治療が苦手な方には、【ライズトロン】を使用したマッサージ治療と運動療法をお勧めしております。

ライズトロンとは超短波治療です。超短波はからだの奥まで届く電波の一種で、深部の筋肉まで温める事ができます。
ライズトロンを使用すると筋肉の血流が上昇し、血行が改善されます。
その状態でマッサージを施術しますと、一層の効果が期待できます。

Tarzanでも紹介されておりましたが、治療の効果を持続させるのには運動療法が最適です。
5分でも時間があれば、ご自宅などで出来るストレッチなどを紹介させて頂いております。

痛みには色々と原因があります。
飛田給鍼灸整骨院では症状に照らしあわせた治療法をご提案させて頂いております。

ご不明な点がございましたら、お問い合わせ下さい。

重度のテニス肘(外側上顆炎)+上腕骨外側上顆剥離骨折+筋断裂

テニス肘

外側上顆炎
一般的なテニス肘、患側の筋肉が肥厚して炎症を伺えます。

今回はテニス肘です。

上の写真左が患側ですが、小さい骨片が写っております。
一件目の病院ではレントゲン撮影の上テニス肘との診断を受けましたが、痛みが続いた為、スポーツに強い病院にてMRIを撮影したとこと、上腕骨外側上顆の剥離骨折と筋断裂がありました。

エコーでも確認できました。また手首を曲げる筋肉の断裂も確認できました。

とてもめずらしい症例なのですが、単純なテニス肘といえどもしっかりと診察しなければならないと肝に銘じられました。

こちらのケースの場合、手術が適応だと思いますが、痛みがあまり強くないので保存療法を希望されております。

当院では超音波治療がとMPS(筋膜性疼痛症候群)の治療がメインになります。

指の伸筋(のばす筋肉)と手首の伸筋に超音波治療器を当てて3~5分照射します。

超音波治療にはコツがあるのですが、多くの治療院では半分の出力(1ワット)ですが、当院では最大出力2ワットで施術しております。

出力を上げることで、効率よく患部に超音波を照射できます。音波痛という骨の痛みや熱さがリスクなのですが、そこはコツがあります。

テニス肘は治療以外にも日常でのケアが重要で、手首のストレッチと握る筋肉を強化して頂きます。

どんな治療をしても、痛みを抱えながら痛む原因の動きをしてしまうと、快方に向かうことが少ないので、2~3週程度休んで頂く事もあります。

私もテニスをしていたので、テニス肘に関しては理解をし易いケガの一つです。

お早めにご相談下さいませ。

膝蓋靭帯炎

無題

今回は膝蓋靱帯炎です。

ランナーの方でひざに違和感を感じ、来院されました。

痛みのレベルはそう高くはないのですが、走ると痛みを感じます。

見た目は全く異常は見受けられないので、超音波画像診断器(エコー)を使用しました。

痛みの場所は膝のお皿(膝蓋骨)の下の辺りでした。

その場所は膝蓋靭帯というしっかりとした靭帯があります。

エコーで観察してみると健側とくらべ画像左の患側は靭帯が肥厚しており、軽い炎症をみとめました。

治療は超音波治療と電気治療にて消炎処置をいたしました。

一回の治療で大分痛みのレベルは軽減しましたので、週に一回程度の治療をご提案し、経過観察になりました。

東京マラソンも近いですし、ランニング時の痛みは膝が多いです。
やはり早め治療やご相談をお勧め致します。

アキレス腱断裂

写真 2014-12-18 9 20 25

整骨院で働いているとわりと多い症例です。

黄色い◯の所が断裂部分です。

アキレス腱はエコーを使用すると簡単に見つける事ができます。

アキレス腱は完全に切れてしまう事が多いのですが、この方の場合その寸前だった模様です。

早めに発見できてよかったです。

異常を感じたらやはり早めの医療機関の受診をお勧め致します。

ふとももの肉離れ

大腿肉離れ解

肉離れが続きますね。

この時期運動会や、いろいろなスポーツの大会が続きます。
普段あまり運動をしていないお父さん、お母さんの怪我が増えます。

こちらの患者さんは40代男性で、野球をしていて受傷しました。野球は経験者です。
はじめてこの様な怪我をされたそうです。
この時期は朝の冷え込みもあります。
週末の運動で普段の疲労が取れていない状態で運動をすれば。思わぬ怪我に結びつきます。

治療は
バンテージで圧迫固定をしました。
ただ今回は結構深い所の筋肉が損傷しており、固定も難しいかもしれましせんが、包帯ではなく強力なバンテージにて固定しました。
エコーで観たとこと皮膚から5cm位下なので超音波もギリギリ届くかという所です。

これからの季節は運動前にしっかりとマッサージやストレッチをして、筋肉にしっかりと血流を確保して運動をしましょう!

飛田給鍼灸整骨院では
試験的にこの季節、スポーツ用のマッサージオイルを導入しました。
自転車競技の盛んなヨーロッパではオイルマッサージが主流です。
ぜひお試しくださいませ。

ふくらはぎの肉離れ

腓腹筋肉離れ

ふくらはぎの肉離れの患者さんです。

他院にて治療はされておられましたが、回復したのか確認も含めエコーを希望されて来院されました。

触診をしてみるとまだ、硬結があり筋繊維は回復していないと判断しました。
エコーで撮影すると腓腹筋というふくらはぎの筋肉をアキレス腱の移行部に断裂した跡がありました。

当院では肉離れの場合第一に圧迫して固定をします。
これだけで大分治りが違います、その上で超音波治療とライズトロン治療を併用します。

超音波治療は500円玉位の範囲を照射できるのですが、触診だけですとズレてしまいます。
当院ではエコーを使用し、的確に患部へ照射することにより治療効果を高めております。

この方の場合、治癒まではあと3週間位かかると思います。
肉離れは初期の治療が重要です。
たかが肉離れと思わず、しっかりと治療をしましょう。

踵の痛み アキレス腱の付着部の痛みは・・・

アキレス骨棘解

50代男性です。
アキレス腱の付着部(踵の痛み)を訴えられて来院されました。

この部分は色々な原因で痛みを出すことがあるのですが、今回は骨棘でした。

骨棘とは
骨に繰り返し負担がかかると、トゲを形成することがあります。
多いのは足底ですが、今回はアキレス腱の付着部でした。

加齢と繰り返しの運動が原因だとおもいます。
治療法はあまり無く、痛みを和らげる治療とインソールが有効です。
厚めのクッションのインソールを使用し、これ以上痛みがひどくなる場合は専門医の受診をすすめました。

2~3週すれば落ち着いてくるとおもいます。

テニス肘

テニス肘解

おはようございます。

テニス肘の患者さんです。
テニス歴は10年以上のベテランの方です。
通常テニス肘はバックハンドで頻発します。

テニス肘とは
外側上顆炎という状態で、指や手首を伸ばす筋肉が外側上顆という骨の部分に付着しています。
それらの筋肉が意思とは別に力が加わり、付着部の骨に負担がかかり炎症します。

エコー
この患者さんの場合、骨の変形もエコーでみられます。
矢印の部分が外側上顆です、左が患側です。
赤い線の筋肉も大分腫れており患側の方が相当太くなっております。

おそらくずいぶん前か負荷がかかり、今回なんらかの要因(練習が増えた、試合が多くあったなど)にて痛みがでたと思います。

症状も手首や指に負荷をかけると痛みが出ますし、肘を押すと圧痛が著名に出ます。

治療法
ここまで症状が進行していると治りも悪く、テニスを3週間はお休みして頂きながら治療が必要です。
超音波治療とライズトロンにて血流の改善を計り、消炎鎮痛処置をします。
また、テニスエルボー用のサポーターを常時装着して頂きます。

まずは一旦競技はお休みした方が治りは良いですが。。。中々皆さんお休みをしてもらえません。

秋は色々なスポーツの試合が有り頑張りたい方を応援したいですね!

太ももの打撲、挫傷

右大腿部打撲
アメリカンフットボールの選手です。

明らかに健側の画像と違い黒く内出血や筋繊維の断裂を疑います。
健康な筋肉は鳥のささみの様に繊維状に綺麗に写ります。

練習中に太ももに打撃をうけて来院しました。

ふとももの筋肉は緊張しておりましたが、受傷時よりは痛みは引いておりました。
チームトレーナーの治療をうけておりましたので、腫れや痛みはそれほど強くありませんでした。

コンタクトスポーツではどうしてもこの手の怪我が多いですが、初期の治療が適切だったので治りも早かったです。
かるい怪我の様にみえてもエコーで撮影すると、どの程度の深さなのか、どの位の範囲の損傷なのかはっきり確認できるので、
その後の治療も順調に進みます。

【治療】
エコーにて場所を確認し、超音波治療を継続しております。

打撲や肉離れは整骨院でも診察できます。
飛田給鍼灸整骨院ではエコーを導入しておりますので、お悩みがございましたらお気軽にご相談下さい。